タカラバイオグループは、「遺伝子治療などの革新的なバイオ技術の開発を通じて、人々の健康に貢献します」という経営理念のもと、遺伝子工学・細胞工学技術をコアコンピタンスとし、独自の基盤技術開発を進めながら、ライフサイエンス研究支援分野や健康・医療関連産業支援分野を事業領域としています。
2023年5月、当社グループは、「中期経営計画2025」を策定しました。本計画では、コロナ・クリフ(アフター・コロナの業績の崖)を乗り越えて飛躍的な成長を遂げるために事業構造の変革を進め、試薬・機器事業の持続的な成長と、CDMO事業の飛躍的な成長によりバイオ創薬基盤技術の開発を進め、ライフサイエンス産業のインフラを担うグローバル・プラットフォーマーを目指す事業戦略を展開します。また、「健康」にかかわる独自性の高い事業活動などを通じて社会的課題の解決に取り組み、 「持続可能な社会の実現と、当社グループの持続的な成長の両立」を目指したサステナビリティ経営の推進にも挑戦していきます。
タカラバイオグループは、今後とも積極的な事業活動により新たな価値を創造し続け、持続的な成長を達成し、社会への貢献を果たしてまいります。
皆様におかれましては、今後ともご支援を賜りますようよろしくお願い申しあげます。
2024年6月
代表取締役社長
仲尾 功一