タカラバイオ株式会社は、ヒトまたは動物由来成分、およびβラクタム系化合物を最終組成液に含まないRNA分解酵素「RNase T1, AOF」(以下、本試薬)を3月17日より発売します。
遺伝子治療に使用されるアデノ随伴ウイルスベクターやレンチウイルスベクター等の原材料や、mRNAワクチン製造時の鋳型として、プラスミドが使用されています。プラスミド製造時にはRNAを除去する工程が必要で、混入が問題とされるヒトまたは動物由来原料、およびβラクタム系化合物が含まれていないRNA分解酵素が必要とされています。
しかし、これまで販売されているのは海外メーカーの高価な製品が中心で、コスト・供給面で課題とされていました。
本試薬はこのような課題を解決できる製品であり、今後、遺伝子治療やmRNAワクチンの拡大に伴って使用量の増加が見込まれます。小包装量で発売しますが、製造用途などに向けた大容量品での提供も可能です。
<本製品の特長>
・グアニン塩基の3’末端を特異的に切断するRNA分解酵素
・プラスミドやタンパク製剤製造時のRNA除去を伴う工程に使用可能
・mRNAワクチン製造時の品質評価におけるPoly(A)鎖長の分析※にも使用可能
・最終組成液に、医薬品原薬製造時に問題となるヒトまたは動物由来原料、
およびβラクタム系化合物を不使用
当社は、mRNAワクチン等の核酸関連分野において、研究用試薬から医薬品の原薬等の製造に適したGMPグレード品まで、多様な関連製品の開発・販売を行っています。また、開発から製造、品質試験のCDMO受託サービスを幅広くワンストップで提供することで、本分野の発展に貢献します。
※ Poly(A)鎖長の分析
mRNAの3’末端に付加されるPoly(A)鎖の長さを測定することを指します。
Poly(A)鎖はmRNAの安定性、翻訳効率などに関与するため、mRNA医薬品の品質評価に使用されています。
【製品概要】 ※大容量品での提供も可能です。詳しくはお問い合わせください(TEL:077-565-6999)
製品名 |
製品コード |
容量 |
希望小売価格(税別) |
---|
RNase T1, AOF |
2152A |
100 KU |
10,000円 |
同上 |
2152B |
500 KU |
40,000円 |
【製品画像】

RNase T1, AOF
【製品情報サイト】
https://catalog.takara-bio.co.jp/product/basic_info.php?unitid=U100009766
【製品に関するお問い合せ先】
テクニカルサポートライン
オンライン: https://www.takara-bio.co.jp/research/support/tsl/index.php
電話: 077-565-6999(平日9時-17時)
この件に関するお問い合わせ先 : タカラバイオ株式会社 広報・IR部
Tel 077-565-6970
- ニュースリリースに記載された情報は発表日現在のものです。最新の情報と異なることがありますのでご了承ください。
- 製品の画像はイメージです。また、製品の仕様・価格、サービス内容、お問い合わせ先などの情報は、予告なしに変更することがありますので、あらかじめご了承ください。
- 資料中の当社による現在の計画、見通し、戦略、確信などのうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しであり、これらは現時点において入手可能な情報から得られた当社経営陣の判断に基づくものですが、重大なリスクや不確実性を含んでいる情報から得られた多くの仮定および考えに基づきなされたものです。実際の業績は、さまざまな要素によりこれら予測とは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。実際の業績に影響を与える要素には、経済情勢、特に消費動向、為替レートの変動、法律・行政制度の変化、競合会社の価格・製品戦略による圧力、当社の既存製品および新製品の販売力の低下、生産中断、当社の知的所有権に対する侵害、急速な技術革新、重大な訴訟における不利な判決などがありますが、業績に影響を与える要素はこれらに限定されるものではありません。