タカラバイオ株式会社の子会社であるTakara Bio USA, Inc.(以下、タカラバイオ米国)による、カリフォルニア州サンノゼ市の土地・建物の取得手続きが完了しました。

 

 タカラバイオ米国は、当社グループの研究用試薬・理化学機器の開発および北米地区の営業拠点として、カリフォルニア州マウンテンビュー市に事業所(約5,370㎡)を設け、活動してきました。遺伝子工学研究や細胞工学研究用の試薬の開発を進めていますが、NGS(次世代シーケンス)を応用したゲノム解析、シングルセル解析、幹細胞などの先端研究向け製品へとその領域を広げています。

 また、当社グループが、新たに策定した「中期経営計画2022」(2020514日公表)では、グループ内の研究開発および製造体制を見直し、将来成長に向けた成長基盤の整備による業務の最適化を目標に掲げており、米国拠点の重要性が益々増してきています。

 移転先のサンノゼ市はシリコンバレーの中心であり、先端ITやバイオテクノロジー研究を行う大学やハイテク企業などが多数存在する世界的なライフサイエンス産業の集積地区でもあり、営業活動や、情報収集の重要拠点にもなります。

 

 このような理由から、タカラバイオ米国は、現事業所の近隣でもあり、また、将来の事業所スペースの拡大も可能となる、サンノゼ市内の建物に移転することを確定しました。今後、施設・設備の整備を行い、2021年8月の業務開始を計画しています。

取得資産の内容

所在地

2560 Orchard Parkway, San Jose, California 95131, USA

(サンノゼ国際空港より車で約10分)

土地面積

約30,756 ㎡

建物面積

約11,986㎡ (約5,993㎡×2棟)

投資総額

最大76百万ドル(内装工事・新規設備費等を含む)

タカラバイオ米国について

会社名

Takara Bio USA, Inc.

所在地

1290 Terra Bella Avenue Mountain View, CA 94043

従業員数

206名(2020年3月31日現在)

資本金

83千米ドル:タカラバイオ(株)グループ100%出資

事業内容

ライフサイエンス研究用試薬・理化学機器の開発・製造・販売

この件に関するお問い合わせ先 : タカラバイオ株式会社 広報・IR部
Tel 077-565-6970